【名作】ネペンテス×ホワイツ ポールクライマー オックスフォード
ネペンテスがホワイツブーツに別注した名作WHITE’S(ホワイツ)×NEPENTHES(ネペンテス) POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)。
ホワイツには存在しないオックスフォードをネペンテスが別注で誕生させた名作ブーツです。
どうも、LEGénd[レグエンド]です。
ホワイツ×ネペンテス ポールクライマー オックスフォードを紹介します!
先に【WHITE’S(ホワイツ)×NEPENTHES(ネペンテス) POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)】の評価をまとめます!
- 気軽に履けるオックスフォード!
- クレープソールが柔らかくて履き心地抜群!
- 憧れのラインマンパッチ!
- 所有欲を満たすホワイツ×ネペンテスの激アツコラボ!
- 一生ものとして長く履ける!
- コーデが万能!
- 価格が高い!
- 価格以外のデメリットはない完成度!
デザイン | (4.5) |
カラー | (4.0) |
機能性 | (3.0) |
履き心地 | (3.5) |
コスパ | (3.0) |
レア度 | (4.5) |
POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)の商品情報
WHITE’S(ホワイツ)×NEPENTHES(ネペンテス) POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)の商品情報は下記になります。
商品情報 | |
---|---|
ブランド | WHITE’S(ホワイツ)×NEPENTHES(ネペンテス) |
商品名 | POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード) |
品番 | IK622A |
カラー | ブラック |
素材 | オイルドレザー |
生産国 | アメリカ |
価格 | 140,800円 |
発売日 | -- |
カテゴリー | ブーツ |
WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)について
WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)は、世界最高峰のワークブーツメーカー「King of Boots」と評されるアメリカのブーツカンパニーです。
創業は1896年のヴァージニア州とその歴史は古く、南北戦争以前まで遡ります。
ヴァージニア州で労働者の足元を守るため、ひとりひとりにジャストフィットする堅牢なワークブーツをオーダーメイドしたのがルーツになります。
以来150年もの間、厳選した素材を使い熟練した職人が丹精込めて仕立てるThe True Handmadeを頑なに守り続ける名門です。
1915年にワシントン州スポケーンに本拠地を移し、今でも当時と変わらぬハンドメイドのステッチダウン製法で世界屈指の品質を誇るブーツは作られています。
ホワイツブーツの特徴の一つでもある土踏まずから踵にかけて施される「ARCH EASE(アーチーズ)」製法はファンから高い支持を得ています。
レザーシャンクとビブラムソールを固定する以外は、ビスを一切使用しないのも特徴です。
- 土踏まずから踵にかけて大きく盛り上がった形状をしている
- 土踏まずを下からしっかり支える事で長時間着用しても疲れにくい設計になっている
- アーチーズはホワイツブーツの全モデルにある訳ではない
アーチーズは万人にフィットする訳ではなく、足に合えば最高の履き心地ですが、合わなくて痛いという意見もあるのが本当のところです。
NEPENTHES(ネペンテス)について
NEPENTHES(ネペンテス)は、1988年に代表兼デザイナーである清水慶三、鈴木大器の両名によって設立された日本のセレクトショップ。
創立以来、他とは一線を画す独自のセレクトアイテムとオリジナルブランドを展開するセレクトショップとして、常に時代をリードしてきました。
東京とニューヨークを拠点にジャンルや時代にとらわれることなく、世界中からセレクトしており、他ブランドとのコラボレーションアイテムや別注モデルなどを多数発表しています。
今回紹介するホワイツ別注モデルであるPOLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)は、その代表的なモデルです。
セレクトショップがメイン業態だが、多数のオリジナルブランドを展開している。
中でもNEPENTHES(ネペンテス)、NEEDLES(ニードルズ)、ENGINEERED GAREMENTS(エンジニアドガーメンツ)、SOUTH2 WEST8(サウス2ウエスト8)などが人気を博している。
POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)の特徴
世界でもネペンテスだけが特別にオーダーできる別注仕様
元々はハイカットであったポールクライマーブーツのハイトを短くしてオックスフォードに変更したのが、ポールクライマー オックスフォードです。
ポールクライマー オックスフォードは、世界でもネペンテスしかオーダーできない特別なモデルです。
ホワイツの特徴とも言える張り出したコバ、コバに入るダブルステッチ、ハンドソーイングによるウェルテッド製法などホワイツの魅力が存分に味わえるブーツに仕上がっています。
今では当たり前のように浸透しているワークブーツタイプのオックスフォードブーツですが、数十年前にこのアイデアを思いついて、具現化しているのはさすがネペンテスですよね。発想力とセンスに脱帽です。
仕様は2種類で、今回紹介しているブラックのスムースレザーとタンのディストレスト ラフアウトになります。
どちらも違った魅力があって、本当にかっこいいですね。
ディストレスト ラフアウトは、モデル違いのWORK BOOT OXFORD ROUGH OUTを別記事で詳しく紹介しています。
ぜひ、合わせて読んでくださいね。
憧れのラインマンパッチ(サイドパッチ)
ネペンテス別注のポールクライマー オックスフォードの発明は、ハイトのあるワークブーツをオックスフォードブーツに変更したことです。
そして、普通のモデルではなくラインマンパッチ(サイドパッチ)が装備されているポールクライマーブーツを採用した所にネペンテスのセンスが光っています。
あのラインマンパッチに憧れた人は多いと思います。
もちろん私もその一人です^^
そもそもポールクライマーブーツとラインマンパッチとは何かご存知ですか?
- ポールクライマーとは、日本語に訳すと「棒を登る人」
- 高架線の作業等で電柱等のPOLEに登る職業(ラインマン等)のために開発されたブーツ
- ラインマンパッチ(サイドパッチ)は、ヴァンプの内側に装備されるレザー製のパーツ
- 高架線の作業等、高所での作業中に体をしっかりとホールドし、ブーツ本体の革も傷つけないための装備
サイドパッチは、ただの飾りやデザインではないんですね。
ちゃんと目的を持った機能でした。まさに必要として生まれた機能美ですね。
ファッション用に昇華されたワークブーツですが、本来の機能を知るとまた愛着が増しますね!
サイドパッチは小さなパーツですが、あるだけで全然イメージが変わってきます。
サイドパッチ付きのオックスフォード、唯一無二です。
気軽に履けるオックスフォード
非常にゴツいブーツが多いホワイツのワークブーツ。
普段履くには重たくてオーバースペックに感じる人が多いと思います。
かっこいいですが、実際重たいし、レースアップの6インチとか8インチのブーツは脱ぎ履きが面倒ですよね。
そのネガティブな問題を解決するのが、オックスフォードブーツです。
とにかく軽快に気軽にデイリーユースで履けます。
3インチなので、脱ぎ履きもとっても楽チン。
ホワイツのワークブーツのゴツいデザインを気軽に履けるのは本当に最高です。
見た目のボリュームに対して履くと非常に軽くて長時間の着用でも疲れにくいです。
肉厚のオイルドレザー
レザーは、ホワイツブーツの中で最もスタンダードなオイルドレザーが採用されています。
肉厚の牛革にたっぷりとオイルが含んだオイルドレザーは、非常に頑丈で履き込んだ時のエイジングが存分に楽しめます。
馴染むまではかなり硬いですが、オックスフォードなので6インチなどのワークブーツよりも全然馴染みやすいですし、履きやすいです。
オックスフォードとボリュームのあるレザーの組み合わせは、ホワイツらしいゴツさが味わえて最高です。
ソールまでオールブラックなので、精悍なイメージで男心くすぐるデザインも秀逸です。
ホワイツブーツのレザーは、他のブランドのブーツよりも肉厚で耐久性も抜群です。
まさに一生ものです!
履き心地抜群のビブラムソール #2021
ソールは、ビブラムソールの#2021を採用しています。
2021は軽くて柔らかい履き心地が特徴のクレープソールです。
多くのブランドが採用しているビブラムソールの中でも特に人気のソールです。
- 天然ゴムを主原料とするアウトソールのこと
- 合成ゴムでは味わえない優れた柔軟性とクッション性が特徴
サイズ感
POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)のサイズ感は、やや大きめのサイズ感です。
ホワイツブーツとハソーンが大きめのサイズ感になっているので、同じようにやや大きめのサイズ感になっています。
普段良く履くブーツよりもワンサイズ、もしくはハーフサイズダウンぐらいがちょうどいいと思います。
ホワイツブーツとハソーンは、US8かUS8.5を履いています。8インチでジャストサイズ、8.5インチでつま先に少し余裕のあるサイズ感になります。どちらでも履けますが、US8が私のジャストサイズです。
ポールクライマー オックスフォードのウィズ(幅)は、Eで統一されています。
インラインのホワイツはウィズもDやEEなど選べますが、ポールクライマー オックスフォードはネペンテスがオーダーしているので、選ぶことはできません。
日本人に一番フィットしやすいEが採用されているので、足幅が細い人はより大きく感じると思うので注意が必要ですね。
ポールクライマー オックスフォードは、コバが大きく張り出しているのでボリュームがあり、同じサイズのブーツよりも大きく見えます。
大きめのサイズを選ぶと見た目にかなり大きく感じると思うので、ジャストサイズで履くことをオススメします。
ポールクライマー オックスフォードは、US8(26.0cm)がジャストサイズでした。
My Data
- 身長:177cm
- 裸足縦サイズ:26cm
- 裸足幅サイズ:9.5cm
- 足型:標準的な日本人の足型よりも細く縦長の足型(幅が細く、甲が低い)
- 良く履くスニーカーサイズ:US9インチ(27cm)、US9.5インチ(27.5m)
- 好みのスニーカーサイズ感:見た目のバランスを考えて少し大きめが好み
- 良く履くブーツサイズ:US8.5インチ(26.5cm)、US9インチ(27cm)
- 好みのブーツサイズ感:履き心地を考えてジャストから少し余裕のあるジャストが好み
ポールクライマー オックスフォードのオーダー方法
ホワイツブーツは、アメリカにあるホワイツブーツの公式サイトや販売店で直接個人オーダーすることも可能です。所謂個人輸入ってやつですね。
海外で直接オーダーして個人輸入するには、英語や関税など色々手間とリスクが生じます。オーダーした仕様と違ったりサイズ違いが届いたりした場合は、やり取りが結構大変だったりします。
そのリスクを回避するために日本でも代わりにカスタムオーダーを代行してくれるサイトもあります。
しかし、どこでオーダーしても基本的にラインマンパッチ(サイドパッチ)を装備したポールクライマー オックスフォードと同じ仕様のオックスフォードブーツはオーダーを受け付けてくれませんでした。
でした???
でした・・・、過去形なんですね。
そうです!
以前はオーダーできなかったのですが、現在は何とオーダーできるんです。
しかも、ここ日本で!
その気になるオーダー方法が、日本の総代理店の公式サイトであるSTUMPTOWN(スタンプタウン)でカスタムオーダーが可能になりました。
気になる日本の総代理店であるSTUMPTOWN(スタンプタウン)を運営しているのは、あのABCマートです。
もっと言えば、ホワイツブーツは数年前にABCマートが買収したので、ホワイツブーツはABCマートの子会社、自社ブランドになるんです。
買収が発表された時の衝撃は、今でも忘れられません。まさか日本の企業があのホワイツブーツをM&Aする時代が来るなんて想像もできませんでした。
ホワイツブーツの前にダナーも買収しているので、アメリカのブーツブランドを獲得して、ABCマートのブランディングを強化しているんでしょうね。次はどこのビッグブランドを買収するのでしょうか?
話はそれましたが、ABCマートが買収して自らの直営店でネペンテスのポールクライマー オックスフォードと同じラインマンパッチ付きの3インチオックスフォードが購入できるようになりました。
カスタムオーダーできるので、ネペンテスには存在しなかったクロムエクセルやブルハイドなどの違うレザー、ブラウンやブラックのラフアウトなどの色違いも入手可能になりました。
正直、オーダーできるのは嬉しいような悲しいような複雑な気分ですね。
オーダーできると言ってもあくまで真似して同じ仕様にできると言うだけで、実際に同じかと言えば違います。
一番の違いは、ネペンテスのポールクライマー オックスフォードはインソールにネペンテスのロゴが入った特別バージョンになっています。インソールのデザインは履いている時は見えないですが、デザインがかっこいいので脱いだ時に見えるのは誇らしかったりします^^
やはり本家はネペンテス、私はリスペクトを込めてネペンテスのポールクライマー オックスフォードにこだわりたい派です。
ネペンテスのポールクライマー オックスフォードは、いつまで購入できるか分かりません。いつ廃盤になってもおかしくないと思います。
入手できるうちに早めの購入をオススメします!
もちろんインソール以外は同じなので、それが気にならなければ公式サイトからカスタムオーダーするのも全然アリですよ!
最近は、セレクトショップやアメカジショップがショップオーダーをして、ポールクライマー仕様を販売しているお店もあります。そこで注文すれば待つことなく購入できるので、一番早く手に入れられますね。
カスタムオーダーは時間がかかりますし、イメージと違ったりサイズが合わなかった場合は、交換することすらできないので、リスクもあります。
ぜひ、皆さんも自分の目で違いを見てどっちにするか悩んでくださいね^^
まとめ
WHITE’S(ホワイツ)×NEPENTHES(ネペンテス) POLECLIMBER OXFORD(ポールクライマー オックスフォード)のレビューでした!
ネペンテスが現在までにたくさん産んだ別注シューズ、別注アイテムの中でも間違いなく一二(いちに)を争う後世に残る名作です。
販売価格が約15万円とかなり高額ですが、その分所有欲はビンビンに満たしてくれます。
レザーや頑丈な作りで耐久性が抜群でソール交換もできるので、一生履き続けられます。
そう考えると高いですが、買う価値は十分あります。
私も財布のダメージは大きかったですが、本当に買って良かったと心から思えるお気に入りの1足です。
- WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)は、「King of Boots」と評されるアメリカのブーツカンパニー
- 創業は1896年のヴァージニア州
- NEPENTHES(ネペンテス)は、1988年に設立された日本のセレクトショップ
- 生産国はアメリカ
- 販売価格は、140,800円 ※2022年時点
- 世界でもネペンテスだけが特別にオーダーできる別注仕様
- 元々はハイカットであったポールクライマーブーツを短くしてオックスフォードに変更した
- ポールクライマーブーツとは、高架線の作業等で電柱等のPOLEに登る職業のために開発されたブーツ
- ラインマンパッチ(サイドパッチ)がデザインのポイントになっている
- ラインマンパッチ(サイドパッチ)は、ヴァンプの内側に装備されるレザー製のパーツ
- サイドパッチはただの飾りではなく、目的を持った機能(傷など摩耗から守る)である
- 軽快に履けるオックスフォードでデイリーユースに最高
- レザーは、ホワイツブーツの中で最もスタンダードなオイルドレザー
- ソールは、軽くて柔らかい履き心地が特徴のビブラムソール#2021
- サイズ感は、やや大きめのサイズ感
- 現在は、ネペンテス以外でもポールクライマー オックスフォードと同仕様が購入できるようになった
- ホワイツの国内総代理店スタンプタウンで好きなレザー、好きなカラーでカスタムオーダーが可能
紹介した商品一覧
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