【ヘンプウェアのパイオニア】GOHEMP ゴーヘンプの靴下
当店(靴下専門店 LEGénd | レグエンド)で取り扱っているヘンプ素材に特化した日本のブランド、GOHEMP(ゴーヘンプ)。
ヘンプを天然のハイテク繊維と位置づけるGOHEMP(ゴーヘンプ)とはどんなブランドでしょうか?
なぜ、ヘンプにこだわるのか?
ヘンプの魅力とは何か?
GOHEMP(ゴーヘンプ)とヘンプ素材について深く考察していきます!
どうも、LEGénd[レグエンド]です。
GOHEMP(ゴーヘンプ)について深掘りします!
GOHEMP(ゴーヘンプ)について
ブランド | GOHEMP ゴーヘンプ |
国 | 日本 |
設立年 | 1994年 |
運営会社 | 株式会社イエローデビジョン |
GOHEMP(ゴーヘンプ)は、1994年にスタートした日本のブランド。
デニムブランドGOWEST(ゴーウエスト)のヘンプラインとして誕生しました。
国内初のヘンプアパレルブランドとして“ART OF HEMP”をテーマにヘンプに特化したヘンプウェアのパイオニアです。
衣食住医をはじめとする様々な業界から注目を集めるHEMP(ヘンプ)素材を使ったブランドです。
ヘンプは、様々な気候、土壌に対応し無農薬で育つうえ非常に成長が早く、その過程で多くの二酸化炭素を酸素に変える地球に優しい素材であり、繊維の特性から肌触り・通気性が良く、また速乾性に優れ抗菌効果も期待できるなど人にも優しい素材です。
GOHEMP(ゴーヘンプ)は、ヘンプを天然のハイテク繊維と位置づけ、エコ素材やオーガニック素材などと混紡した生地を開発し、常に新しい風合いや優しい色合いを提案しています。
世界各地の老舗工場で作られるプロダクトは時代にあったシルエットを意識しながらも、着心地の良さ、機能美を大切に街、自然、家などどのようなシーンにでも対応できるような服作りをしています。
今の環境問題に適した地球にも人にも優しいヘンプに魅せられて、ヘンプにフォーカスした最初の国内ブランドです。
ヘンプ(大麻)とは
ヘンプ(大麻)について
ヘンプという素材についてもう少し詳しく見ていきましょう。
ヘンプは、日本語ではアサ科の植物で、「大麻」と言います。
現在日本で「麻」として流通しているのは、リネン(亜麻)かラミー(苧麻)で、多くをリネンが占めています。ヘンプ(大麻)を繊維として使用する場合は「指定外繊維」と表示します。
ヘンプは戦後に栽培が禁止されましたが、戦前は日本でも栽培され、馴染みのある素材でした。
日本人は古くからヘンプに親しんできました。紀元前8000万年(約1万年前)の鳥浜遺跡(福井県)で麻縄が出土しています。
現代でも、注連縄(しめなわ)や鈴緒(すずお)、相撲で横綱が身につける化粧まわしなど神事に関係する場面や、七味唐辛子(黒い粒は麻の実)など意外な所でも活用されています。
他にも伊勢神宮でいただく御神札(いわゆる”おふだ”)の正式名称は神宮大麻と称され、同様にお祓いで使う道具そのものを「大麻(おおぬさ)」と呼び、日本神道と大麻は切っても切れない関係にあります。
このようにヘンプは日本で昔からその繊維を衣服や神具、暮らしの道具として利用し、今も身近な植物のひとつです。
危険なドラッグのイメージ
ヘンプは、日本では危険な薬物のイメージが強くあり、「大麻=危険」の印象が強い人も多いでしょう。
戦前から戦後しばらくの日本薬局方(医薬品の規格基準書)では印度大麻草として各種の製剤が紹介され、ぜんそく、鎮痛、鎮静剤として記載され、処方されていました。
戦前は貴重な繊維および食糧素材として政府の推奨のもとで大麻の栽培がさかんでしたが、これらはすべて昭和23年7月10日施行の大麻取締法で一変します。大麻取締法の施行前には約19500あった麻農家が、法律の施行後3年で50にまで激減したともいわれます。
日本では厳しく取り締まられている大麻ですが、その大麻禁止を日本に持ち込んだアメリカでは近年、医療用途の大麻解禁が州単位で加速しています。
大麻から抽出される薬理成分は大きく分けて2つ、THC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カナビジオール)です。
THCには高揚感や感覚を鋭敏にする作用があり、精神的疾患をはじめ肺癌成長阻害や線維筋痛症の疼痛緩和に効果が示されています。
CBDにはこのような向精神性がない一方、痙攣、不安神経症、統合失調症、炎症、嘔吐などの緩和と癌細胞の成長の抑制に効果があるという根拠が示されています。
この効用を医療用に限り許可しようという動きが進んでいます。
大麻もドラッグのようなネガティブなイメージではなく、医療や衣類で活躍するポジティブなイメージがもっと広がっていくといいですね。
包丁と一緒で道具は使いようですね。大麻(ヘンプ)も正しく活用すれば素晴らしい素材に間違いありません!
高機能素材ヘンプの特徴
ヘンプは、地球環境や人に優しいエシカルな素材です。
ヘンプ栽培は地球環境への負荷が非常に少ない、むしろプラスになる働きをします。
ヘンプを栽培することは地球環境の改善、保全につながる事が期待され、近年サスティナブルな素材として注目を集めています。
農薬・化学肥料が不要
ヘンプは害虫に強く、栽培時に農薬や化学肥料を使用する必要がありません。
成長が非常に早い
100~120日で3~4m程に成長し、採取できます。
雑草よりも早く成長するため除草剤を使う必要がありません。
輪作が可能
麦やトウモロコシなどの輪作体系の中で栽培することができます。
モノカルチャー (大規模単一栽培)による環境負荷の増大がありません。
土壌が改良される
ヘンプは根をくまなく張りめぐらせるため、収穫後の土壌はふかふかになります。
日本では昔から、痩せた土地を改良するために麻を植えてきました。
また、土壌中に溜まった硝酸性窒素濃度を低減させる効果もあると言われています。
不良土でも育つ
ヘンプは少しの水で育ちます。年間降水量100~200mmの土地でも栽培できた事例もあり、砂漠の緑化に貢献できる可能性があるとして注目されています。
それだけでなく、山腹地や荒地、塩分(アルカリ性)を含む土壌など、通常は農作物を育てるのに適さない不良土と呼ばれるような土地の方が良い麻が育つと言われます。
そのため、用途がなく放棄されてきた土地の有効活用にもなると期待されています。
あらゆる土地で栽培可能
冷帯から温帯、熱帯まで、痩せた土地から肥沃な土地まで幅広い土地で栽培可能です。
暖かい地方では、二毛作も可能です。
ヘンプの繊維としての魅力
ヘンプは様々な特徴がある天然のハイテク素材です。
様々な機能に優れたヘンプは、靴下にとても適した素材です。
特に調湿性や抗菌性、消臭性は、蒸れやすくニオイが気になる靴下には心強い機能です。
1. 調湿性
ヘンプ繊維には無数の微細穴があることから調湿性に優れています。
湿度が高い時には吸湿し、湿度が低い時には法湿して湿度を一定に保ちます。
ヘンプは熱伝導率が低いので、夏は涼しく、冬は暖かいです。
外部の熱を通さないので、季節や時期に関わらず一年を通して快適に使える素材です。
2. 抗菌性・静菌性
ヘンプ糸は、抗菌性基準は3.9以上(繊維評価技術協議会のSEKマーク基準値は2.2)あり、菌の増殖を抑制します。
ヘンプには天然の制菌性があり、殺菌活性値はMRASで1.5以上あります。(0以下は制菌効果なし)
- 抗菌性の最低基準:2.2以上
- 制菌性の最低基準:0以上
3. 消臭性
JISで定められた消臭性の最適基準はアンモニア70%に対して98%以上あります。
酢酸は80%に対して94%、イソ吉荘草酸は85%に対して%95あります。
4. 強力性
ヘンプは、他の繊維素材と比べると圧倒的に強力です。また、湿気を与えると更に強度がアップします。
非常に耐久性のある素材です。
綿は一般的に100年以上は持ちませんが、エジブトのミイラ(古代エジブトでは、紀元前3500~3200年)の包帯は麻を使用して、現在でも原型の形で包帯で残っています。
5. UVカット性
ヘンプはUPF(紫外線防止指数)50と高いUVカット性能があります。
リネンは、少しありますがヘンプに比べると高くはありません。
これだけの機能を備えた天然素材は非常に珍しいですね。ヘンプソックスは一年を通して履ける高機能ソックスです!
GOHEMP(ゴーヘンプ)の靴下
ゴーヘンプのソックスも他のアパレルウェアと同じくヘンプの特長を活かした靴下に仕上がっています。
ヘンプは靴下にも最適で、非常に優秀な素材です。
ヘンプソックスは吸湿性、抗菌性に優れていて、通気性や速乾性も抜群です。
蒸れにくい上に消臭効果と抗菌作用があるので、足の嫌な臭いを抑えて清潔に保ってくれます。
ヘンプソックスは、足のエチケットを守ってくれる心強い靴下なんです。日本は靴を脱ぐ機会が多いので臭い予防は嬉しい機能ですね^^
ゴーヘンプの靴下は、日本の靴下ブランドであるANONYMOUSISM(アノニマスイズム)とのコラボ商品です。
靴下のプロフェッショナルブランドとして国内だけではなく、海外でも人気のブランドです。
生産は、アノニマスイズムが担当しており、全て国内の工場で生産されています。
アノニマスイズムについては、別記事で詳しく説明しています。
GOHEMPのおすすめソックス
GO HEMP OCクルーソックス 15186000 GHG0010GLL
アノニマスイズムとのコラボソックスの中で最もスタンダードな靴下。
1年を通して履ける年間定番として一番人気の靴下です。
オーガニックコットン×ヘンプ素材で編み立てたシンプルで落ち着いた色合いのスラブカラーの靴下です。
ヘンプ混の生地は、吸湿性、抗菌性に優れていて、通気性や速乾性も抜群です。
やや肉厚のしっかりとした生地に足裏部分がパイル地になっている為、クッション性に優れた柔らかい履き心地です。
長さは長くも短くもない使いやすいクルー丈です。
GO HEMP OCパイルアンクルソックス 15186300 GHG0009GLL
スニーカーとの相性抜群のアンクルソックス。
オーガニックコットン×ヘンプ素材で編み立てたシンプルで落ち着いた色合いのスラブ調のアンクルソックスです。
ヘンプは、吸湿性、抗菌性に優れていて、通気性や速乾性も抜群です。一年を通して使える素材ですが、汗をかく春夏に特にオススメの素材です。
やや肉厚のしっかりとした生地に足裏部分がパイル地になっている為、クッション性に優れた柔らかい履き心地です。
長さはローカットスニーカーとの相性が良いくるぶし下丈です。
丈が短く涼しい春夏に最適な靴下です。
GO HEMP ローゲージパイルクルーソックス 15621900 GHG0064GLL
ローゲージで肉厚に編んだヘンプ混の生地に裏面を総パイル編みにしたフワッフワッの履き心地が気持ちいいソックス。
裏面総パイルはタオルを履いているような気持ち良さ、一度履くと病みつきになりますよ^^
毎年人気のローゲージパイルクルーソックスは、肉厚で柔らかく、ヘンプを使用しているので機能性も十分です。
ヘンプが50%入った贅沢さで、非常に高い吸湿速乾性に優れています。分厚いデザインながらもムレにくく常に快適です。
ヘンプ素材には抗菌性や消臭効果があるので、汗をかきやすくムレやすい足先には嬉しい素材です。
地厚な生地に足裏部分が肉厚なパイル地になっている為、クッション性に優れた柔らかい履き心地です。
クッション性が非常に高いので、ブーツとの相性が良く、ブーツソックスとしても優秀です。
長さは長くも短くもない使いやすいクルー丈です。
購入は当店の通販へ
当店は、GOHEMPのソックスを多数販売しています。
ゴーヘンプの靴下は、当店のオンラインショップからご注文いただけます!
当店(LEGénd | レグエンド)は、靴好きのための靴下専門店です。
GOHEMPの靴下以外も多数ラインナップして通信販売しています。
ぜひ、一度ご覧ください。
まとめ
ヘンプにフューチャーしたアパレルブランド「GOHEMP(ゴーヘンプ)」について徹底解説しました!
ヘンプは、靴下に最適な素材です。
ヘンプを使ったGOHEMPの高機能ソックス、ぜひ一度お試しください。
当店はゴーヘンプの靴下を通信販売しています。
気になった方は、オンラインショップの通販もぜひご利用ください!
- 1994年にスタートした日本のブランド
- デニムブランドGOWEST(ゴーウエスト)のヘンプラインとして誕生
- 国内初のヘンプアパレルブランドとしてヘンプに特化したヘンプウェアのパイオニア
- ヘンプはアサ科の植物で、日本語では大麻(たいま)
- ヘンプは日本で昔から衣服や神具、暮らしの道具として利用し、今も身近な植物のひとつ
- ヘンプは地球環境や人に優しいエシカルな素材で、近年サスティナブルな素材として注目を集めている
- 5つの機能に優れた天然のハイテク素材ヘンプは、靴下に適した素材である
- 1. 調湿性
- 2. 抗菌性・静菌性
- 3. 消臭性
- 4. 強力性
- 5. UVカット性
- ゴーヘンプの靴下は、日本の靴下ブランドANONYMOUSISM(アノニマスイズム)とのコラボ商品
- 生産はアノニマスイズムが担当、全て国内の工場で生産されている
- 当店(レグエンド)のオンラインショップで通販している
紹介した商品一覧
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